大切な赤ちゃんを守ってくれるチャイルドシート。
車で2、3分のコンビニに行くだけだから・・・とチャイルドシートに乗せずに運転してませんか。
保育園の送迎で、子供をチャイルドシートに乗せていない人を結構な頻度で見る・・・
今回は、チャイルドシートの必要性を知ってほしい!という思いで記事を書いてます。
チャイルドシートに乗せないといかに赤ちゃんが危険な目に合うか、チャイルドシートに乗せることがいかに大事かをしっかりと確認しておきましょう!
CONTENTS
チャイルドシートの必要性
そもそもチャイルドシートは何歳まで使わないといけないかご存知ですか?
チャイルドシートは2000年の道路交通法改正以降、6歳未満の子供に着用が義務付けられています。
しかし特に罰則は設けられておらず、罰則金を取られることもなく、減点1点のみ。
ほかの交通違反と比べると軽い扱いとなっています。
罰則が軽いからと言ってチャイルドシートに乗せずに車に乗せると、赤ちゃんをとても危険な目にさらすことになります。
チャイルドシートの使用状況
義務化されているにも関わらず、警視庁の調査では全国平均のチャイルドシート使用率は70.5%という結果です。

「子供が嫌がるから」、「近くのコンビニやスーパーに行くときだけ」など許容範囲を作っていませんか?
どんなに近くても必ずチャイルドシートに乗せましょうね
チャイルドシートの取付・着座状況
チャイルドシートの取付・着座状況ですが、こちらも警視庁の調査によると、取り付けられていたチャイルドシートのうち、適切に取り付けられていたのは47.6%。
幼児を適切に着座させることができていたのは42.2%。
警視庁ホームページ
区分 適切な取付割合 適切な着座割合 乳児用 56.7% 42.3% 幼児用 39.1% 32.9% 学童用 ー 52.1% 合計 47.6% 42.2%
チャイルドシートが正しく取り付けられている割合・チャイルドシートへの着座状況はどちらも半数以下なんです。
チャイルドシートを正しく使用していない場合の致死率は
正しく使ってる場合の約11.1倍です。
チャイルドシートを正しく使うことが、子供の命を危険から守ります!
チャイルドシート使用が免除になるケースも
チャイルドシートの使用が免除される主なケースはこちら。
- タクシーに乗るとき
- バスに乗るとき
- 負傷しているなど療養上適切でないとき
- 病院に搬送されるとき
- オムツ替えや授乳をするとき
チャイルドシートをレンタルしてくれるタクシー会社もあるので、最寄りのタクシー会社に問い合わせてみてください。
レンタカーに乗る場合、知人や家族の車に乗せる場合はチャイルドシートの着用義務があります。
レンタカーの予約だけでなくチャイルドシートも併せて予約しておくなど、事前の準備が必要となりますので注意してくださいね。
レンタカーのチャイルドシートは貸し出し中のケースもあるので、早めの予約をおすすめします!
成長に応じて買い替える
チャイルドシートは一度購入したらそれで終わりではありません。
赤ちゃんの成長に応じて、体格に合ったチャイルドシートに乗せてあげましょう。
きちんと体格に合ったチャイルドシートを選ぶことで正しい装着ができ、赤ちゃんを危険から守ることができます。
こちらの記事では年齢・体格に合ったチャイルドシートの選び方を詳しく書いてます⇓⇓

6歳以降はチャイルドシートを使用しなくてもいい?
チャイルドシートは6歳未満の子供には着用義務があります。
6歳になれば、チャイルドシートに乗せないまたは乗せるか迷う方もいると思います。
着用義務があるのは6歳までなので、乗せなくても法律違反にはならないし、罰則もありません。
しかし、身長140cmまではチャイルドシートを使用した方が安全です。
一般的なシートベルトはおおむね身長140cm以上の体格の人が使うことを前提に作られています。
6歳になったからといってまだ体の小さな子供にシートベルトをすると、首の付近にシートベルトが装着されたり余裕がありすぎて事故時や急停車した時にかえって危険になります。
子供が嫌がるからといってチャイルドシートに乗せず、シートベルトを使用するととても危険です。
年齢だけで判断せず、きちんと身長や体重など子供の体格にあったものに乗せてあげましょう。
座面を高め、シートベルトを適切な位置でつけることができるブースターシートもおすすめです。とても簡単に使用できますよ。
まとめ
赤ちゃんを守るチャイルドシートで大切なこと3つ。
- チャイルドシートの必要性をきちんと知る
- 赤ちゃんの成長に応じてチャイルドシートを買い替える
- 着用義務のない6歳以降も体格に合わせたジュニアシートに乗せる
赤ちゃんを守れるのは、パパ・ママです。
使用すべき理由をきちんと理解すること、正しい設置方法をしることで大切な赤ちゃんを守りましょう。
